仕事を辞めたい、というのは男女共に誰でも一度は考えたことのある問題です。
そして女性についてですが、正社員にしろ、バイトやパートにしろ、今の仕事を辞めたい原因として、職場の人間関係が嫌で悩む人も結構多いです。
実際に、人間関係が原因で女性が仕事を辞める事が多いことや、仕事を辞める理由から最適なタイミングまで解説します。
女性の退職理由は人間関係が多い傾向
まず、女性の仕事退職理由で最も多いのは、人間関係によるものが多くなっています。
厚生労働省の調査によれば、約9.7%の方が人間関係を理由に退職している、というデータも存在するほどです。
詳細:第2回21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)結果の概況
さらに、正社員やパートに限らず、女性が多い職場では、これが特に顕著なのです。
では、人間関係によるものとは具体的に何なのか。
それは職場の環境によりいろいろと異なりますが、よくあるパターンとしては、具体的に以下のような原因があります。
- 性格が合わない
- 仕事ができないので嫌われる
- 噂や陰口
- ハラスメント
- 労働環境の不適合
- 大人しいので攻撃されやすい
意外と多いのがベテラン従業員の女性から目の敵にされる、職場の女性グループから嫌がらせされるなどがあります。
相手の攻撃手段もいろいろな方法があり、たとえば、きついことを言う、無視する。
上司にあることないこと告げ口するなどはもちろん、脅迫したり、SNSで拡散するなど法に触れるような行為する場合も。
言い換えればいじめと言ってもよいかもしれません。
ターゲットにされた女性は、その人間関係で悩み、退職に至るというわけです。
不満があれば仕事を辞めて転職を考える
人間関係に限らず、職場に不満がある場合は、その仕事を辞めることをおすすめします。
もちろん、不満があるからと言って、仕事を辞めることができない事情があることも考えられます。
しかし、今は我慢できる不満であったとしても、耐え続けていると、今後ストレスなどで心身を壊してしまう可能性も高くなるでしょう。
そのため、今の職場で我慢するより、違う職場でチャレンジした方がよいと考えられます。
仕事を変えると言うとハードルが高そうに思えますが、女性の社会進出が進んでいる昨今では、男性と比べて仕事探しが不利になることはほとんどないでしょう。
もしろ、パートやバイト、派遣社員などは、女性の方が喜ばれることも多いです。
どのような職場がおすすめ?
では、どんな職場がよいかですが、正攻法で言えば、事務ならば次も事務など同種の職場の方が経験を生かすことができるのでベターとも言えます。
逆に、異なる業種で働いてみるのも有効な場合もあるでしょう。
たとえば、女性ばかりではない職場、自分の資格を生かすことができる興味ある職場など、今の不満を解消できる職場を探してみる方法があります。
できれば下見をするとより良いでしょう。
昨今では、職場見学を実施している求人も多いので、その辺りを中心に探すのもよいでしょう。
ちなみに、人間関係が嫌なときは、運送や力仕事など男性が多い職場、家でできる在宅ワークがおすすめです。
女性が仕事を辞める最適なタイミングとは?

ただ、仕事を辞めると言っても、いきなり行動に移すのはあまりよいとは言えません。
辞める最適なタイミング、言わばターニングポイントにおいて辞めましょう。
そうした方が、仕事を辞めるのに相手を納得させる理由になるので、辞める辞めないで職場でもめることも少ないでしょう。
自分自身も納得できるはずです。それでは、そのタイミングを具体的に見ていきます。
次の仕事が決まっているとき
これは単純明快なので、わかりやすいですね。
職場も基本的には何も言えないことでしょうし、仮に何か言われてても辞めることを押し通すことができます。
ただ、事前に仕事を探して決めておかなければならないので、忙しいからといって求職しないとこれはできませんね。
職場環境が悪化したとき
たとえば、対立グループ同士を抑えていた上司が辞めた、評判が悪い部署に異動になったなどにより職場環境が悪化したときは辞めるタイミングとなるでしょう。
人間関係の悩みが増える、ストレスが限界になるなどが予測されます。
また、経理の事務員が次々に辞めている、給料が減っているなど、そもそも職場自体がなくなる前兆が見えるときも辞めるタイミングですね。
キャリアの成長が見込めないとき
前述のように会社が倒産しそうな状態のときはもちろん、会社の経営悪化が目に見えてわかるなど、自分のキャリアの成長が見込めないときも辞めるタイミングです。
これは特に正社員の場合に当てはまるでしょう。
また、女性だからといって出世させない、女性に重要な仕事をさせないなど、女性のキャリア形成を阻害する男尊女卑な職場も未だにあるようなので、この場合も同様です。
結婚や出産など
これは昭和の時代から寿退社などと呼ばれ、女性特有の辞める理由とされていたものです。
ただ、女性が定年まで働くのが問題ない令和の現代では、これはあまり見られなくなったことでしょう。
ただ、辞める建前としては今でも使えます。
本音は人間関係の理由で辞めると決めたとしても、無難に職場を去りたいときは結婚や出産を理由にした方がよいとも言えそうです。
また、厚生労働省の調査では、結婚や出産による退職理由が一番多い、という調査結果もあります。
財政的に安定しているとき
たとえば、貯金がたくさん貯まったので当面無職でも大丈夫なとき、夫が現在高収入なので仕事を辞めても問題ないなどがこれに当てはまるでしょう。
次に働くとしても辞めてからじっくり探せばよいので、さっさと辞めることができます。
ただ、これを実際の辞める理由としてしまうと、辞める職場の人間から妬まれる可能性があるので、職場に辞める理由を伝えるときは、建前として他の理由を選んだ方がよいでしょう。
健康状態が悪化したとき
腰が痛いなどの業務に支障をきたす身体能力の悪化はもちろん、人間関係により心の健康が悪化したときは、辞めるタイミングです。
放置しておいたら深刻な事態になるおそれがあるので、改善が見られないときは早急に辞める手続きをする方がよいでしょう。
もちろん、まず休職をするという手もあるので、可能ならばこの方法も場合によっては考えた方がよいと言えます。
また、健康状態の悪化で辞めるとき、職場環境によっては労災を申請できることもあるので、気になるときは法律の専門家へ相談に行きましょう。
子供の面倒をみないといけないとき
これは子供がいる人限定の理由ですが、特に子供が小さいときはこの理由が通用するでしょう。
実際問題、子供の面倒で仕事どころではない女性も少なくありません。
また、仕事を辞めたくないときは育休を使う手もあるので、これは職場に相談となりますね。
ただ、昨今では、子持ちの人が職場にかける迷惑への批判も多くなっており、辞めるにしろ育休をとるにしろ職場の人とトラブルになる可能性も。
女性は何ヵ月ぐらいで仕事を辞める方が多い?
これは業種や人によるので、一概には言えません。何年も働く女性もいれば、数日で辞める人もいます。
ただ、正社員は別として、バイトやパートならば、1~3ヶ月で辞める女性が多いようです。
これは、仕事を始めたけれど人間関係がうまく築くことができないとの理由によるものが多いと言われています。
さすがに正社員だと、男女問わずに最低数年は働くのが多数派ですが、最近では入社後数ヶ月で辞める事例も増えてきているようです。
何故女性ばかりの職場は人間関係が悪くなりやすい?

では、人間関係が理由で辞める事例が多いとしても、女性が集まるとなぜ人間関係が悪くなりやすいのでしょうか。
一般的に言われるいくつかの理由をご紹介します。
グループ形成されている為
女性は、学校でも職場でも人数が集まれば自然とグループを形成する傾向があります。
そうなると、自分の属するグループと対立するグループが存在する場合、どうしてもそちらと人間関係が悪くなってしまうわけです。
また、同じグループ内でも序列ができたり、同じグループ内でさらにグループができたりなど、それで人間関係に疲れてしまう女性も多いと言えます。
特にSNSやアプリなどグループが目に見えてわかりやすい現代では、人間関係の悪化が加速しやすい傾向にあるでしょう。
ちなみに、どのグループにも属さない女性も時々います。
この場合、うまく中立的に立ち回る女性もいますが、グループに加わらないことで嫌われる場合も多いのです。
競争意識が高い
一般的に女性は協調を重んじると言われていますが、競争意識が高い女性も多いです。
これは女性同士でマウントをとるという方法で表れていることがあります。
たとえば、夫の地位、財産などをもって上から目線で圧力をかけてくる女性のことですが、これによって人間関係が悪化することが多いのです。
特にターゲットに定めた女性に対しては、さらにエスカレートすることも。
コミュニケーションスタイルの違い
女性は感情を重視したコミュニケーションを行います。そのため、それでトラブルになることが多いのです。
たとえば、自分の気に入らない女性を目にすると、どうしても攻撃してしまう故に職場の人間関係が悪化するという例があげられます。
要するに、仕事を仕事と割り切れずに、冷静になれない場合が多いというわけです。
単に機嫌が悪いから人にきつく当たる、という事例もよくあります。
プライドが高い方が多い
一般的に男性はプライドが高いと言われますが、プライドが高い女性も意外と多いです。
具体的に仕事に関して言うならば、絶対に仕事のミスを認めずに謝らない、他人と協力することを頼むのを嫌がるなどがよくある例だと言えます。
これで職場の雰囲気が悪くなる、というパターンです。
仕事を辞めたい!人間関係は女性の方が厳しいまとめ
以上、女性が仕事を辞める理由を中心に見てきました。
女性は職場で女性同士の人間関係に振り回されることが多く、それで悩んでいる人も多いことでしょう。
そのため、どうしても解決の糸口が見つからないときは、さっさと辞めることをおすすめします。心身を壊しては元も子もありません。
ただ、辞めるときはそのタイミングを見極めて実行し、立つ鳥跡を濁さずを心がけるとよいのではないでしょうか。
