平成15年、関西の劇場が次々と閉鎖される中「演劇に取り組み、演劇を志す人間の意識が高ければ劇場閉館の現実など乗り越えられるはず、その状況さえ取り込んで演劇を盛り上げよう」との思いから、大阪城ホールにある大きな倉庫をお借りして、ウルトラマーケットは誕生しました。
 春と秋のすごしやすい時期に限定し、何もない空間に、発電機・照明機材・音響機材が運ばれ、舞台・客席が出来上がります。お客様には、劇団員の掃除をした公衆トイレを利用していただき、大阪城ホールの正面玄関からは、看板を持った劇団員がご案内、参加団体が力を合わせて劇場を創りあげます。その劇場を創りあげる行為が演劇的であり、表現足りうると信じて進んで参りました。
『大阪城・ウルトラ春の乱・秋の乱』と称した演劇祭を中心に、早くも4年目、この空間もようやく息づいてきました。
 ウルトラマーケットには、スーパーマーケットよりたくさんのモノや人が集まるようにとの思いが込められています。お客様・表現者、みんなで創る劇場『ウルトラマーケット』に、どうぞ足をお運びください。